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_/_/_/_/_/_/_/  ソフトウェア業界 新航海術  _/_/_/_/_/_/_/_/_/
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第189号  2007/7/30
  ▼  まえがき
  ▼  [グーグルの衝撃] (1)「ソフトウェア業界 新航海術」の精神
  ▼  [グーグルの衝撃] (2)「ソフトウェア業界 新航海術」ブログ
  ▼  [グーグルの衝撃] (3)グーグルの貢献
  ▼  [グーグルの衝撃] (4)他の権威ある書き手よりも上位に表示
  ▼  [グーグルの衝撃] (5)上位に表示される理由
  ▼  [グーグルの衝撃] (6)記事のタイトルと検索エンジンとの関係
  ▼  次回以降の予告


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  まえがき
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蒲生嘉達です。

暑中お見舞い申し上げます。


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  [グーグルの衝撃] (1)「ソフトウェア業界 新航海術」の精神
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私が本メルマガを書く上で心がけている点、いわば「ソフトウェア業界
新航海術」の精神は下記の3つです。

・あるものをあるがままに見る。
 色眼鏡(例えば権威者の意見)でものを見ない。

・くっきりはっきり見る。
 複雑な現実もある観点から見ると、あるいはある角度から光を
 あてると、くっきりはっきり見えてくる。

・批判だけではなく、明るく前向きな解決策を提示する。


「毎週書くのは大変でしょう」と言われるときがあります。
休日に書いていますが、実際に半日から1日かかります。

しかし、平日の日銭稼ぎから少し距離を置いたところで、本質的な
ことを考える時間は貴重なものです。



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  [グーグルの衝撃] (2)「ソフトウェア業界 新航海術」ブログ
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「ソフトウェア業界 新航海術」ブログはメルマガをコピペしただけの
ブログです。独自ドメインを取っていないので、URLは長いです。
( URL : http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ )

しかし、アクセス数はそこそこあります。
例えば、6月28日(木) から 7月27日(金)までのアクセス数合計は 
2,597(日平均:87)、訪問者数合計は1,705(日平均:57)です。 

このブログは、将来的には、お役立ちサイト、あるいはコミュニティ
サイトへと発展させていきたいと思っています。

上記「ソフトウェア業界 新航海術」の精神に共感していただける方、
アイデアをお持ちの方、協力していただける方は、是非ご連絡ください。



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  [グーグルの衝撃] (3)グーグルの貢献
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さて、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」にはグーグルやアマゾンの輝
かしい面しか書かれていなかったので、グーグルの衝撃シリーズ
第一部では、グーグルやアマゾンに批判的なことも書きました。

 第141号:ウェブサービスの世界
 (4)そこは大多数の人々は儲からない世界
 (5)「あちら側」は帝国主義の世界
 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2006/08/post_a37c.html

 第142号:グーグルの検索やアマゾンの推薦は中立か?
 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2006/08/post_8f6e.html

 第143号:ロングテール
 (3)ニッチな規格品を安く売る人が恩恵を受ける
 (5)無に近いものの提供者とそれを集積するグーグル
 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2006/09/post_70c5.html


しかし、「グーグルの衝撃」というカテゴリー名にも表現されている
とおり、私はグーグルの貢献を非常に高く評価しています。



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  [グーグルの衝撃] (4)他の権威ある書き手よりも上位に表示
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例えば、Googleで「ブルックスの法則」で検索してくみてださい。

2007年7月28日21:00時点では、665件ヒットし、3番目、4番目、
6番目、22番目に、ソフトウェア業界新航海術の記事が出てきました。
ソフトウェア業界新航海術よりも上位表示されている2件は、ともに
Wikipediaです。

あるいは「瑕疵担保責任 ソフトウェア」で検索してみると、
81,900件ヒットし、3番目と10番目にソフトウェア業界新航海術の
記事が出てきました。

他の権威ある書き手よりも上位に表示されているのです。

「ブルックスの法則」や「ソフトウェアにおける瑕疵担保責任」について
知りたいと思ったとき、多くの人はGoogleで検索するでしょう。
そのとき、私の書いた記事を目にすることになります。

グーグル登場前には、このように一個人が書いた記事が、多くの
人々の目に触れるということはありませんでした。



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  [グーグルの衝撃] (5)上位に表示される理由
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【リンク】

これらの記事が上位に表示される理由の一つは、「リンク」にあります。

記事を評価してくれた人がリンクしてくれているのです。

グーグルのページランク・アルゴリズムは、リンクの数だけでなく、
そのリンクのされ方も分析しているようです。


【ブログ】

もう一つの理由は、ブログです。

ブログと通常のホームページに全く同じ内容の記事を掲載した場合、
どちらが検索エンジンに表示されやすいでしょうか?

ブログの方が表示されやすいのです。

通常のブログ・サーバーには「Ping通知サービス」という機能があり、
記事が更新されると、Pingサーバに対して更新を通知します。
その結果、検索エンジンに掲載されやすくなるのです。 



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  [グーグルの衝撃] (6)記事のタイトルと検索エンジンとの関係
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最後にブログの記事のタイトルと検索エンジンとの関係について
言及しておきましょう。


例えば、「ブルックスの法則」で検索して3番目と4番目に表示された
記事は、次の二つでした。

 第124号:マイクロソフトの「ブルックスの法則」対策
 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2006/04/post_3020.html

 第120号:ブルックスの法則は正しいか?
 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2006/03/post_5bcc.html


また、「瑕疵担保責任 ソフトウェア」で検索して3番目に表示
された記事は、「第80号:瑕疵担保責任」でした。

 第80号:瑕疵担保責任
 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2005/06/post_aa40.html



いずれも検索キーワードがタイトルに含まれていることが分かります。

私は検索エンジンを意識して記事のタイトルを決めたことはありません。
しかし、SEO対策としてタイトルを考えるなら、「検索されることを
期待するキーワードをタイトルにいれなさい」ということになります。



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  次回以降の予告
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「グーグルの衝撃シリーズ 第二部」は、ブログ、RSSから始めて、
YouTube、DRMまで切り込んでいきます。


次号は、8月6日発行予定です。

乞うご期待!!



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  本メルマガについて
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本メルマガは2003年12月8日に創刊されました。
創刊号 http://www.kei-it.com/sailing/01-031208.html で述べたとおり、
本メルマガのコンセプトは「読みものとしても面白い慶の事業計画」であり、
目的は「事業計画の背後にある基本的な考え方を語ること」です。

したがって、第一の読者としては、慶の社員(正社員・契約社員)及び
慶と契約している個人事業主を想定しています。
彼らには慶社内のメーリングリストで配信しています。

また、多くのソフトウェア会社・技術者が直面している問題を扱っているので、
ソフトウェア会社の経営者、管理者、技術者にとっても参考になると思い、
第33号(2004年7月19日号)からは「まぐまぐ!」で一般の方々にも公開する
ことにしました。
「まぐまぐ!」での読者数は2007年7月21日現在、603名です。


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